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腎臓病相談

病気の段階別Q&A

CKDステージ4

なぜ、カリウムのコントロールが必要なのですか。
腎臓に障害があると、カリウムが体内に蓄積されてきます。血液中のカリウム濃度が高くなりすぎると非常に危険な状態で、不整脈が起きたり心臓が止まることさえあります。
なぜ、リンのコントロールが必要なのですか。
リンは体内のカルシウムと結合して、骨や歯を丈夫にします。腎臓の機能が低下すると、血中にリンがたまり、体はバランスを保つ為に骨からカルシウムを取り出すため、骨がもろく弱くなります。またリンカルシウムがからだのいろいろなところ(血管、腱、肺など)にたまり、動脈硬化や異所性石灰化(必要のないところに石灰化がおきること)をおこしてきます。従って、リンの摂取量を減らすことが必要です。
なぜ水分のコントロールが必要なのですか。
腎臓の機能低下の段階によって、尿量の変動がみられます。腎不全になると、尿中の尿毒素を体の外に出そうとして尿量が多くなります。腎不全がさらに進行すると、今度は逆に尿量が減ってきます。また摂取した塩分の排泄も十分にできなくなります。このため飲食により摂取した水分や塩分は、排泄が不十分なため体にたまってしまうことになります。過剰に体に蓄積した塩分は、さらに水分の排泄を減らしてしまいます。体にたまった水分はむくみの原因となり、肺や心臓にたまると呼吸が苦しくなってしまったりします。このため、摂取する水分や塩分を制限する必要があるのです。ただ逆に極端な水分の制限は脱水となり、腎臓の血流量が低下してしまい、腎不全進行の増悪因子にもなります。基本的に食塩を十分に制限していればある程度の水分摂取は問題ありません。食塩制限は腎不全の進行防止に必須ですが、水分をどの程度とってもいいかについては、心臓の機能や血液の希釈の程度(食塩を制限しすぎて、水分を普通にとっていると、血液が希釈されます)、むくみの程度によって異なりますので、主治医にご相談ください。
食事がうまくできているかどうかの判断は?
食生活がうまくできているかは、体重の増減、血圧測定および血液検査が最も有効な指標となります。定期的に血液を採取して、カリウムナトリウムリン、尿素窒素、およびカルシウムの濃度を測定します。必要に応じて食事の内容を変更します。
上記は、病気の段階別に、代表的な質問と回答を記載したものです。
実際にオンライン健康相談に寄せられたご質問と回答の一部は「これまでの相談例」をご覧ください。
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監修:川崎市立多摩病院 腎臓・高血圧内科 部長 佐藤 武夫先生
(指定管理者:聖マリアンナ医科大学)

 

 

 

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