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腎臓病の治療

 

透析と移植

血液透析(HD)

血液透析(HD)の特徴
  • 通常、医療機関で行います。
  • 通院は週3回程度で、医療スタッフが治療を行います。1回の治療時間は4時間程度です。
  • 動脈と静脈をつなぎ合わせる手術で、静脈に多くの血液が流れるようにします(内シャント)。
  • シャントに刺した針から血液を体の外に取り出し、体にたまった余分な水分や老廃物を器械で取り除きます。
  • 治療中に動き回ることはできませんが、患者さん同士でおしゃべりしたり、テレビを見たり、読書をして過ごす方が多いようです。
身体を動かしすぎない

 

患者さんの体験談はこちらから

 

しくみ
しくみ血液を体外に取り出しダイアライザーと呼ばれる透析器(人工膜)を通すことによって、血液中の老廃物や余分な水分を取り除き血液を浄化します。きれいになった血液は、再び体内に戻されます。

 

シャントとダイアライザー
血液をダイアライザーに送るためには、血管に針を刺して血液を体外循環させる必要があります。そこで、腕の動脈と静脈をつなぎ合わせる手術で、静脈に多くの血液が流れるようにします(内シャント)。血管が細い患者さんでは、人工血管を使って動脈と静脈をつなぎ合わせることもあります。内シャント透析療法を始める1~2ヵ月ぐらい前に約1時間の手術を行って右手か左手、どちらかの腕につくります。
シャントは患者さんの大切な生命線です。シャントのある腕もふつうに使ってかまいませんが、外傷や、シャントに強い力がかからないように、シャントのある腕は、袖口のきつい服を着ない、血圧測定や採血をしない、腕時計をしないなど、注意が必要です。緊急で血液透析(HD)を開始する場合には、カテーテルとよばれる管を一時的に、太い静脈へ留置する場合もあります。
血液透析(HD)の注意点
血液透析(HD)治療を行っていただくにあたっての注意点もあります。下記のほか、何か疑問があったらすぐに主治医や医療スタッフに尋ねましょう。
低血圧
水分や老廃物が急激に除去されると、血圧が低下し、めまい、発汗、吐き気などを起こすことがあります。
悪心
治療中および治療後の血圧の変化などによって、悪心を生じることがあります。
痙攣(けいれん)
透析中、急激な水分除去によって、筋肉の痙攣が起こることがあります。
頭痛
透析の終わり近くに頭痛がすることがあります。これは血液中の水分や老廃物の変化によるものです。
疲労感
疲労感血液透析(HD)後に疲労感を感じることは珍しくありません。たいてい翌日までには回復します。

 

監修:医療法人社団貴友会王子病院 院長 窪田 実先生

 

 
 

 

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