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腎臓病ニュースピックアップ

腎臓病ニュースピックアップ

2011年4月のニュース

このコーナーでは、毎月1つ、腎臓病に関する最新のニュースをとりあげてご紹介します。
「東日本大震災」

日本列島を揺るがせた東日本大震災から2カ月近くが経とうとしています。
福島第一原発の事故や各地で頻発している大型の余震も収束したとはいえず、まだ不安な日々を過ごされている方も多いと思います。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い被災地復興を心より、お祈り申し上げます。
さて、1000年に一度ともいわれる大地震から今までの間、他の話題と同様に、腎臓病や透析に関するニュースも震災関連のものがほとんどでした。特に3月中は被災地の透析患者さんを、いかに早く安全な治療環境に移送するか、という点に焦点が絞られ、報道がなされていたようです。
「東日本大震災 透析患者の受け入れへ急ピッチ 長野‎」(3/18 MSN産経ニュース)
「計画停電 『透析受けられる?』 腎臓病患者に不安 /群馬‎」(3/22 毎日新聞)
「【避難所から】透析患者 家族残して‎」(読売新聞 3/25)など。
その中には、つらい避難所生活の長期化で、透析患者さんが困窮している、という話題も少なからずあり、災害と透析について深く考えさせられました。 4月に入り、震災から1カ月たった後には、「やっと家族の元へ…鴨川に避難の入所者ら、いわきに戻る‎」(朝日新聞 4/11)など、少しずつ明るいニュースが入ってくるようになりました。復興への筋道は、ゆっくりですが、力強く進んでいるようです。

ニュースの解説とツボ

災害に対する専門医の対応は早かったようです。
日本透析医会の「災害情報ネットワーク」は震災当日から稼働し、HD・PD問わず、透析患者さんの受け入れ可能な施設情報を登録・開示しています。地震発生の10分後(3/11 14時56分)には埼玉県の施設から、「透析可」という最初の書き込みがあったほどで、透析専門医たちの災害への高い意識が伺えます。また、日本透析医会「災害情報ネットワーク(その他の情報)」、日本腹膜透析医学会、日本透析医学会、のホームページでは、全国のPD受け入れ可能施設を掲示するとともに、バクスター、テルモといった会社からの製品出荷情報を開示し、情報提供に努めています。
また、透析や腎臓病の患者会である全国腎臓病協議会も、震災翌日の3/12には、「東北地方太平洋沖地震災害対策本部」を設置し、会員、腎不全患者の透析医療の確保と生活安全の確保、県組織の早期復旧・事務局復旧の支援に向けた動きを始めました。普段から設けている腎臓病患者や透析患者、家族からの無料相談電話は現在も無論開設中とのことです。
 本サイトにおいても会報「そらまめ通信Vol.56」(NPO法人腎臓サポート協会発行)内、じんぞう教室 緊急レポートとして東京都区部災害時透析医療ネットワークがまとめた「透析患者災害対策マニュアル」の中からHD・PDについて大切なポイントをご紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

日本腹膜透析医学会
http://www.jspd.jp/

日本透析医学会
http://www.jsdt.or.jp/

※ご紹介したWEB上の情報は、更新あるいは削除される可能性があります。

「そらまめ通信Vol.56」(NPO法人腎臓サポート協会発行)じんぞう教室 緊急レポート
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