腎臓のはたらき:高度低下とはどのくらい? – 腎臓サポート協会WEB
病気の基礎知識

腎臓のはたらき:高度低下とはどのくらい?

回答

腎臓の働きを示すeGFRは15~29と30%以下まで低下しています。CKDステージ4にあたり、機能を回復させることができない段階と考えられます。腎臓の機能がほとんどなくなる末期腎不全になるのを遅らせることが目的ですが、同時に末期腎不全の治療法(腎代替療法:腹膜透析、血液透析、腎移植)について考え始める時期です。

あなたの腎臓はどのくらい働いている?

日本腎臓学会のWebサイトでは、血液検査のクレアチニン値と年齢・性別から簡単に自分の腎臓の働き(eGFR)が分かります。

詳しくはこちら。 ※日本腎臓学会のサイトへリンクします。

残存腎機能(残っている腎臓の機能)はさらに低下し、むくみ、尿の減少、高血圧、貧血なども悪化してきます。体内に老廃物がたまりやすく、頭痛、食欲不振、嘔吐、不眠などさまざまな尿毒症の症状が現れることもあります。脳・心血管病を合併している人では、血圧調節に関わる腎臓の機能が低下するため、高血圧に特に注意が必要です。

これ以上の腎機能の悪化を防ぎ、透析療法の開始を遅らせることが目的となります。原因疾患の治療とともに、より厳格な食事療法や生活習慣の改善、薬物療法により尿毒症や合併症を治療します。

参考:

「そろそろ透析が必要です」と言われた方へ
新しい透析医療の考え方
腹膜透析
血液透析
透析なんでもQ&A
二つの透析の比較
腎臓移植