Q5

慢性糸球体腎炎になった場合、なぜ食事中のたんぱく質を減らす必要があるのですか。

回答
腎不全の進行をおさえるための食事療法として、食事全体のカロリーを保ちつつ、たんぱく質を抑えることの重要性が実証されています。たんぱく質の摂りすぎは体内に老廃物を蓄積することになり、弱った腎臓にさらに負担をかけます。しかし、制限しすぎて逆に摂取不足になると体重や筋肉の減少をもたらし、かえって体調不良の原因になります。腎機能を低下させないためにも、たんぱく質摂取量を適切にコントロールすることはとても重要です。