健診で腎臓病と高血圧が見つかり、最近蛋白尿も出ました、どんどん悪くなるのでしょうか – 腎臓サポート協会WEB

健診で腎臓病と高血圧が見つかり、最近蛋白尿も出ました、どんどん悪くなるのでしょうか

相談者
保存期患者、51歳、男性
相談内容
健診にて血清クレアチニン上昇(2.0)と高血圧(上が150)の異常を指摘され、一年以上かけて様々な検査を行いました。幸い蛋白尿はいつも(ー)でした。その後、高血圧も正常値になり、経過観察で良いとの事になりました。腎生検は行なっておらず、正確な原疾患名は分かっていません。なお、主治医からの指導で、蛋白質(40g/日)、塩分(6g)を守っております。その後引っ越したため、新しい病院の腎臓内科で、半年に一回検査(血液と尿)を行い、腎エコーにて両腎の萎縮があり、腎硬化症との診断を受けています。一番最近の検査で、血圧正常、Cr1.89、推算GFR31.1と、初めて蛋白尿(+2)が出てきました。主治医からの指導は「適度な運動」です。経過観察でよいとの事ですが、どんどん悪くなって行く様な気がして心配です。
回答
15年間Crが2.0から1.89とほとんど変化していないことからも(つまり、腎機能は悪化していない)、治療はうまくいっていると考えられます。
15年前の段階でCr 2.0であることから、すでに腎臓がある程度障害されていた可能性があります(腎萎縮の存在)。
原因は高血圧や動脈硬化による腎硬化症が最も考えられます。
腎機能は高齢化すれば健康な人でも徐々に低下します。もともと腎臓が悪い方(CKD)ではなおさらです。したがって、今後少しずつ腎機能が悪化するのは覚悟してください。でも、血圧のコントロール・食事療法と日常生活の管理などでその悪化は少なくできます。主治医を信頼し、その指示に従って治療を継続するのが一番だと思います。