心臓病に新薬服用で腎機能低下、腎臓専門医を受診すべきでしょうか – 腎臓サポート協会WEB

心臓病に新薬服用で腎機能低下、腎臓専門医を受診すべきでしょうか

相談者
保存期患者、89歳、男性(相談者:患者家族)
相談内容
不調で病院を受診したところ、心臓病の新薬(1年前から服用)が原因で腎機能が落ちているので、元の薬に戻すよう言われ、そうしました。検査結果は血清クレアチニン値2.10mg/dLH、 eGFR 23.8mL/minL、高程度の腎機能低下と知り愕然としました。薬の副作用で低下した機能は回復するのでしょうか? 腎臓の専門医を受診した方がよいでしょうか? 腎臓のお薬は処方されていません。
回答
まず、新薬を服用される以前の腎機能を推定する必要がありますが、これだけの情報ではできません。クレアチニンが1.0㎎/dl と仮定しますと糸球体濾過率(GFR)53.5ml/分/1.73㎡となり、年齢だけでも腎機能は低下していると考えられます。
新薬の服用が腎機能低下の主たる原因とすれば、中止されることである程度は回復するかもしれません。しかし、年齢から言って腎機能は新薬服用前にも低下していたと推察されますので、完全な正常値まで回復する可能性は低いと考えられます。 腎臓の専門医にご相談されることをお勧めいたします。