扁桃腺摘出とパルス療法を勧められましたが迷っています – 腎臓サポート協会WEB

扁桃腺摘出とパルス療法を勧められましたが迷っています

相談者
保存期患者、43歳、女性
相談内容
腎生検をして IgA腎症予後不良と診断されました。
食事制限(蛋白40g 塩分6g 1800Kcal)で摂生した結果、尿蛋白は減りました。
2か月に1回通院しています。以前は、畜尿蛋白定量も下がってきたのですが、最近、増加傾向にあり
扁桃腺摘出+パルス療法を勧められており、悩んでおります。

医師は、現段階ではパルス療法が可能なので、よくなった人が多いと言いますが、最近、蛋白尿が増えてきたので、戸惑っています。
甲状腺機能低下。
回答
結論的にいえば、実施した方が良いでしょう。
最も重要な情報は腎生検による組織重症度です。予後不良とされたのであれば、少しでも効果的な治療を追求すべきです。IgA腎症は、生検10年後の腎生存率は85%前後と報告されており、予後不良とされたとすれば、高率に腎死15%に入る可能性がある・・・という判定ですから。
扁頭摘出+パルス療法については議論の多いところですが、腎機能が保たれ、尿タンパク量が少なく、組織診断も良好な場合には、極めて高い有効率です。
あなたの場合、腎機能は保持され、尿タンパク量も少ないのですが、組織重症度は良くないケースです。扁摘パルスの長期効果は十分期待できないかもしれませんが、少しでも可能性のある方法を、今のうちに行っておくべきと判断します。