腎生検を受けるかどうか迷っています – 腎臓サポート協会WEB

腎生検を受けるかどうか迷っています

相談者
保存期患者、37歳、女性
相談内容
腎生検を受けるかどうか迷っています。
血清クレアチニンの値がこの1年で0.1上がり、0.9mg/dLになったのですが、尿たんぱくが0.3g/日なので、主治医が「生検をするべきか悩むところ」といいます。
蛋白が正常値なので、生検・パルスをしたとしても、腎炎に効果がでるよりも、副作用で苦しくなることになるかもというのです。
どうするか悩みます。
回答
確かに現在の主治医の先生と同様悩みます。
現在は腎機能が保たれていて、尿蛋白が少ないからです。

腎生検するメリットとしては、1)診断がつく 2)現在の腎炎の状態(進行するかどうかの予測)が分かることがあげられます。逆にデメリットとしては、腎生検による出血やそれによる痛みなど(一時的なもの)でしょうか。
腎生検するかどうかは、個々の年齢やこれからの生活スタイルでも変わってきます。たとえば、今から結婚や妊娠の予定などがあれば、正確な診断、それに対する治療(たとえば、IgA腎症とした場合には扁桃腺を除去する+ステロイド治療など)にて将来の悪化を最小限にすることもできます。おそらく主治医の先生は、診断後のステロイド治療の影響を心配されているのだろうと思います。

腎生検にて診断を確定し、現在の腎炎の状態をみてもらい、その後の治療法については、再度主治医の先生と相談するという選択肢もあるかと思います。
1)腎生検 2)その後の治療法 について 現在のあなたの仕事、おかれている立場、今後の生活スタイルなどを主治医の先生と再度相談されて決められるとよいと思います。