腎臓結石発病でクレアチニン値が上昇、下げる方法を知りたい – 腎臓サポート協会WEB

腎臓結石発病でクレアチニン値が上昇、下げる方法を知りたい

相談者
保存期患者、62歳、男性
相談内容
糸球体腎炎で25年以上血清クレアチニン(Cr)値が1.1mg/dL程度でしたが、腎臓結石発病以来 急激に上昇してきて、現在1.88mg/dLに悪化。 腎臓には細かい石があるが、今は結石による痛みは無い。痛みは無くても結石が腎機能悪化の原因となりますか?
透析を避けたいのでクレアチニン値を下げる有効な方法を教えて下さい。(減塩、低蛋白食実施中)
回答
今回、腎臓結石発作をきっかけに急に腎機能が悪化されています。推定糸球体濾過量を計算すると、53.5 から29.8ml/分/1.73㎡と慢性腎臓病のステージ分類、3aから4への増悪です。通常、結石発作だけで、腎機能が低下し、そのままの状態であることは、あまりありません。尿の流れが結石のために妨げられて、尿が腎臓に溜まった状態となっている水腎症などはありませんか。痛みがなくても腎機能悪化の原因となることがあります。水腎症は、腹部エコーや腹部CTで診断が可能ですので、主治医の先生と相談されてはいかがでしょうか。また、結石への感染も腎機能悪化の一因となりますが、発熱や尿中の白血球はいかがでしょうか。
クレアチニン値を下げる方法ですが、減塩、低蛋白食を熱心に行っておられ、非常に良いことかと思います。25年間、クレアチニン値が1.1だったことは、実に素晴らしいことと思います。原疾患(この場合糸球体腎炎)の治療の他、血糖、脂質(HDL, LDLや中性脂肪)、血糖、肥満、喫煙、尿酸などの治療が大切です。蛋白尿の程度はいかがでしょうか。このような項目について、一つ一つ、主治医の先生にご相談されながら、治療を続けてください。