eGFRをこのまま保つために自分でできることはないでしょうか? – 腎臓サポート協会WEB

eGFRをこのまま保つために自分でできることはないでしょうか?

相談者
保存期患者、81歳、男性
相談内容
父についての相談です。血清クレアチニン値3.09、GFR6.0です。食事療法は塩分6g制限の食事を取っています。腎臓病の他に軽い認知症があり、四国の田舎に母と二人で住んでいて、近直、東京の私の近くに住みたいと希望もあり、そのようにする予定です。担当医によるとeGFR16.0の数値がネックになっているようで、あと三ヶ月後には、透析をした方がいいといいます。何か他にeGFRの数値を上げる方法はあるのでしょうか?
回答
81才という年齢から考えると腎硬化症(腎臓での動脈硬化;年齢や高血圧が原因となります)による慢性腎臓病と思います。
尿所見や貧血の程度がわかりませんが、慢性腎臓病では、特に
1)高血圧 2)蛋白尿の程度 3)貧血
が腎機能悪化(進行)の大きな要因になります。また、それに加えて(肥満、脂質異常症、高尿酸血症、糖尿病、喫煙などの)生活習慣病が悪化の要因となります。

現在、処方されている薬の内容をみると、現在の担当医の先生がこれら(上記)についてほぼ網羅しているように思います。
したがって本人にがんばって頂くことは(年齢的に無理しない程度で、また、お母様に負担がかからない程度でよいと思いますが)

1、安易に痛み止めなどを使わない
  使う際には、主治医の先生にたずねてから
2、自宅での体重および血圧のチェック
3、減塩(塩分6gでよいと思います)の継続

ができれば、もうしばらくは腎機能(eGFR)の安定化がはかれるのではと思います。
近々、転居の可能性があるとのことで、現在の主治医と今後の住まいでの担当医とのバトンタッチがうまくいけばと思います。