腹膜透析はどのぐらい継続できるのでしょうか? – 腎臓サポート協会WEB
透析治療に関して

腹膜透析はどのぐらい継続できるのでしょうか?

相談者
PD患者の家族、50歳、男性
相談内容
主治医のすすめで高校生の息子はCAPDを導入しましたが、別の医師から腹膜透析は腹膜機能が低下するため1年半程度しかもたない、そのあとは血液透析になるといわれショックを受けました。実際にCAPDはどれくらい継続できるのでしょうか。
回答
CAPDと相性が悪い、または面倒といった理由で早々に血液透析に移行する方はいますが、医学的にCAPDが1年半しかもたないというのは聞いたことがありません。CAPDは目安として、残在腎機能があるかぎり、すなわち尿が出る限りは継続できます。平均すると5〜8年の継続が可能です。また血液透析を併用する方法もあり、さらに長期に行うことも可能です。患者さんによっては20年以上継続している方もいますが、無理な継続は腹膜硬化症などの合併症を引き起こすこともあります。いずれにしろ、主治医とよく相談しながら、無理なく良好な生活を送ることが重要です。