透析患者のアンモニア臭について – 腎臓サポート協会WEB
透析治療に関して

透析患者のアンモニア臭について

相談者
透析患者、53歳、男性(相談者:患者家族)
相談内容
透析患者のアンモニア臭についてのご相談です。
父は、多発性嚢胞腎による腎機能の低下に伴い、週3回血液透析を行っています。
最近になってアンモニア臭が強くなり、母と共にどうするべきか悩んでいます。
タンパク質などの食事制限の他に、透析時間を伸ばせば改善するのでしょうか。
回答
アンモニア臭ですが、尿毒症症状の時(透析導入時)の症状としてよく観察されますが、この方の場合にはすでに維持透析が安定している状態であるならば、少し話は違ってきます。

1つ目の可能性は、尿毒症の状況と同じで透析不足になっていないでしょうか?
血圧低下が頻繁に起こり透析時間がいつも短くなったり、除水だけ行い透析を実施しないことがあるかどうか。この場合には透析時間や透析効率を十分に確保することをクリニックのスタッフとお話しください。

2つ目の可能性は、胃や十二指腸からの出血があるかどうかですね。
血液をサラサラにする薬を飲んでいる方ならば、便潜血反応の検査や内視鏡などの検査を定期的に受けられることが良いと思います。

以上は、アンモニア臭に関してです、もしも血液検査で高アンモニア血症がある場合にはまた違った対応になります。