PDからHDに変更しましたが、レストレスレッグス症候群が改善されません – 腎臓サポート協会WEB
透析治療に関して

PDからHDに変更しましたが、レストレスレッグス症候群が改善されません

相談者
血液透析、44歳、女性
相談内容
2年前から腎不全(紫斑病性腎炎)で腹膜透析導入。半年で浮腫みUP、レストレスレッグス症候群、排尿がなくなる。
透析液や機械を変えるが週1回血液透析併用から週3回になる。透析中にレストレスレッグス症候群の症状強くなり透析をオンラインに変更するが両下肢の痛みが出現。痛み止め、漢方、効果なく整形外科や神経内科受診。はっきりした原因なく心因性と言われ、薬を処方されて様子見る。
夜は眠れるが両下肢の痛み変わらず。泣くほど痛い。酢酸の入らない透析液に変更すると透析中はいいが帰宅後足の痛みと体のだるさが強く出現する。腹膜透析の時具合が悪く、血液透析にしたらどれほど楽になるかと期待したがさらに悪くなった。どうしたらいいのか。透析というものが合わないのか?
回答
現在の1つの症状であるレストレスレッグ症候群は、脚に不快な感覚が起こり、脚を動かしたくてたまらない衝動感、不快感を特徴とする病気です。
一般の方でも出現しますが、透析患者さんでは頻度が高い事が知られています。その原因として、尿毒症の影響、透析不足、貧血とくに鉄欠乏との関連、高リン血症の影響などが考えられています。

そのような中で、現在のあなたの主治医の先生は、3つの方法でいろいろなアプローチをされています。

* まず、透析方法については(透析不足などを考え)、腹膜透析から週1回の血液透析併用、さらには週3回の血液透析への移行、さらにはオンライン透析や無酢酸透析などを試みています。
* また、薬物療法にしても芍薬甘草湯、リリカ、ビ・シフロールやリボトリールなどを投与し、症状の推移をみています。
* さらには、整形外科や神経内科へのコンサルトなども取り入れているようです。

このようにレストレスレッグ症候群の治療の一つをとっても、透析方法、薬物療法、他科へのコンサルトなどを行うことにより、症状は完全にとれないまでも、普段の日常生活に支障のないレベルにはもっていけるものと考えています。透析を専門にする者からみても、様々なアプローチですばらしい治療をうけているのはまちがいありません。それでも疼痛が改善しない場合、原因がはっきりしなくても麻酔科などでのペインクリニックなどもあるようです。