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腎臓病の検査

専門的な検査

腎臓の専門的な検査

尿たんぱく定性検査 尿潜血定性検査一般的な検査で腎臓病が疑われた場合は、より専門的な検査で腎臓の状態をさらに詳しく調べます。

 

クレアチニン・クリアランス(CCr)
24時間の尿量と尿中クレアチニン値および血清クレアチニン値から計算で求めます。クレアチニン・クリアランスはGFRに近似するためGFRの良い指標となりますが、腎機能低下時では尿細管から分泌されるわずかなクレアチニンの影響を受け真のGFRよりも高く出てしまう傾向があります。正常値は男性で90~120ml/分、女性で80~110ml/分です。
腎生検
腎臓の組織を直接採取して調べる検査です。
ベッドサイドで行う方法では、局所麻酔(痛み止めの注射)をした上で、超音波検査で腎臓の位置を確認しながら、背中(腰のあたり)から針を刺して腎臓組織の一部を採取します。採取した組織を顕微鏡で直接観察して糸球体尿細管、血管などの状態を調べる検査です。診断の確定や今後腎臓病がどのように進行していくかの予測において役立つため、治療方針をたてる上で大変重要な検査です。
透析患者さんの検査
腹膜透析(PD)血液透析(HD)も、機能が低下した腎臓に代わって老廃物や水分の除去を行いますが、適正な量と質の透析が行われていないと、血中に老廃物がたまり、疲労感や脱力感、吐き気や睡眠障害などの症状が出現することがあります。そこで、透析患者さんが日常的に受ける検査では、体に異常が起こっていないかだけでなく、適切な透析療法や食事療法薬物療法が行われているかをチェックします。
血液検査
血液検査では、ヘモグロビン・ヘマトクリット(貧血の指標)、尿素窒素・クレアチニンカリウム透析の効率や食事内容の指標)、アルブミン(栄養状態の指標)、カルシウムリン・PTH(骨が弱くならないように管理できているかの指標)などを測定します。これらの値をもとに透析療法や食事療法薬物療法の内容を調整します。
Kt/V
透析によって血液中から除去される尿素窒素の量などから計算された値です。透析適正に効率よく行われているかを知るために測定します。
残存腎機能
透析患者さんでも、透析開始後しばらくの間はまだ腎臓の働きが残っており尿が生成されていることが多いです。腎機能が残っているほうが、老廃物尿からも排泄されるため水分制限や食事制限が軽くてすみますし、元気で長生きできると言われています。従って残存腎機能を維持することが重要です。残存腎機能の指標の一つであるクレアチニン・クリアランスを求めるために、尿検査(24時間の蓄尿)と血液検査が行われることがあります。
監修:関西医科大学附属枚方病院 腎臓内科 准教授 森本 聡先生

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腎臓病の検査

 

 

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