腎臓教室

医学の進歩は日進月歩。慢性腎臓病(CKD)についても次々新しい情報があり、治療法もよりよいものへと進化しています。
腎臓教室ではCKDの最新の治療について、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などの専門家が解説しています。
最新の研究成果など専門的な内容から、日常生活のヒントまで、すぐに役立つ情報満載です。

内容については掲載時のものですので、その後、変わっている可能性もあります。

腎臓教室 Vol.77(2014年10月号)

尿毒症とは?
症状を理解して、体調を把握しましょう!

稲城市立病院 腎臓内科(人工透析科)部長 河原崎 宏雄 先生 腎臓の働きについて はじめに、腎臓という臓器は体内の恒常性(バランス)を調整する臓器です。

腎臓教室 Vol.76(2014年8月号)

CKDと治療用食品
使ってみよう治療用食品、食事療法を賢く継続!

慢性腎臓病(CKD)の食事療法は、生活習慣の改善や服薬などと並んでとても大切です。食事療法をサポートする治療用食品はいろいろな種類がありますし、味付けや使い方を工夫することで食べやすくなります。

腎臓教室 Vol.75(2014年6月号)

慢性腎臓病(CKD)と薬
腎不全を進行させることはないか、副作用はないか、
薬について知っておきましょう!

慢性腎臓病(CKD)の方では、体からの薬の排泄が悪くなり、血液中の薬の濃度が高くなり過ぎて、副作用が出やすくなったり、薬の影響で腎機能がさらに悪化してしまうことがあります。

腎臓教室 Vol.74(2014年4月号)

~運動のすすめ~適度な運動で、良好な体調を

 慢性腎臓病(CKD)の方は、主治医から「過労に注意」とか「激しい運動はダメ」とか指導されることがあると思います。確かに過労や激しい運動は腎臓の負担になり腎機能を悪化させてしまう恐れがありますが、長期的な臨床報告で「適度な運動で腎機能を改善した」という報告もあります。運動をしないで安静にしていることが良いとは限りません。

腎臓教室 Vol.73(2014年2月号)

災害が起きたら?!~日頃の備え~

 まもなく東日本大震災から3年目を迎えます。当時は、透析を受けている方はもちろん、腎不全保存期の方も大変なご苦労をされたことと思います。

腎臓教室 Vol.72(2013年12月号)

年末年始の過ごし方

 年末年始にはいろいろなイベントが目白押しです。クリスマス、忘年会、紅白歌合戦、年越しと除夜の鐘、初詣、新年会、などなどありますね。腎臓病だからといって何も参加しないと、人生は輝きません。人生を輝かせるには何事にも積極的に参加することです。

腎臓教室 Vol.71(2013年10月号)

高血圧と血管合併症

 万病の元といわれる高血圧、腎臓病を引き起こす原因でもあります。現在、成人の二人に一人は高血圧で、その数は増え続けていますが、どうして高血圧がいけないのか?そして、その治療法について教えていただきます。

腎臓教室 Vol.70(2013年8月号)

夢ではない、「じんぞう再生医療」!

 最近、話題の再生医療ですが、腎臓への取り組みも進められています。腎臓再生といっても、アプローチの違いでいくつかの方法がありますので、日々、診療とともに研究に励んでいらっしゃる専門の先生に解説していただきました。

腎臓教室 Vol.69(2013年6月号)

「そろそろ透析」といわれたら、
改訂版「腎不全とその治療法」を使ってこれからのことを考えてみましょう

 治療法の選択について、前号では「シェアード・ディシジョン・メイキング」という考え方をご紹介し)、患者さんも医療チームの一員として、自分の意思を伝え関わることが、

腎臓教室 Vol.68(2013年4月号)

患者と医療者が共同でおこなう治療法決定
シェアード・ディシジョン・メイキング

 治療法を選択し決定するにあたって、シェアード・ディシジョン・メイキングという考え方が広まっています。腎臓病のような慢性病の治療法の選択に有効であると考えられており、