移植に関して

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Q1

腎臓移植するメリットは何ですか?

回答
腎臓の機能が低下した場合の治療法として、透析療法(血液透析(HD)腹膜透析(PD))と腎臓移植があります。透析療法は、腎臓の機能の一部分を代行するもので、どうしても本物の腎臓には及ばない部分があります。それに対して腎臓移植では、失われた腎臓の機能がほぼ完全に復活します。

Q2

腎臓移植を受けるにはどうすればよいのですか?

回答
腎臓移植には、移植するための腎臓をどのようにして用意するかが最大の問題になります。ご家族から腎臓をいただく生体腎移植と、亡くなった方からいただく献腎移植があります。献腎移植の場合には、あらかじめ日本臓器移植ネットワークに登録することが必要です。詳しくは、日本臓器移植ネットワークにお問い合わせ下さい。

Q3

移植後は免疫抑制薬を服用すると聞きましたが?

回答
移植された腎臓は、身体に侵入した異物とみなされ、患者さんの免疫系がそれを排除しようと攻撃を始めます。これを拒絶反応といいます。拒絶反応が続くと移植した腎臓がだめになってしまうので、これ抑えるために免疫抑制薬を服用します。免疫抑制薬は近年になって大きく進歩しており、拒絶反応を抑えつつ副作用の少ない治療法が開発されてきています。

Q4

献腎移植の登録についてお聞きします

相談者
42歳、女性
相談内容
移植の登録についてお聞きします。
献腎移植の登録をしたいと思い、主治医の先生に相談しました。
その際、HLA検査が必要とのことで、系列の都内の病院を紹介されました。
実際、移植の機会に恵まれた場合、手術に駆けつけるには、地元の病院の方が移動が速く、その後の通院も便利なのでは、と思います。
移植の手術は、検査や登録をした病院でのみで行われるものなのか、教えていただきたいのですが。
回答
献腎(死体腎)移植のHLA検査については、日本臓器移植ネットワークの指定のHLA検査施設が、全国各都道府県にあります。
東京に行かなくても地元の病院でHLA検査はできます。
献腎移植の登録は、全国どこの病院でも患者さん自身の希望で選ぶことができます。 登録をすれば、その病院で検査や移植の手術が行われることになります。
また、登録した病院の地域の方が亡くなった場合に、通常は地域内の移植施設で腎移植が行われます。質問者は、東京の病院に登録されたとのことですので、通常は東京で摘出された腎臓がその東京の病院で移植されることになります。
登録施設は変更が自由なので、通院や治療、手術を地元で受けたいなら、地元の献腎移植施設に変更することをおすすめします。

各都道府県の施設は、日本臓器移植ネットワークのホームページに掲載されています。

Q5

透析をする前に移植はできるのでしょうか?

Q6

転院をすべきか悩んでいます

Q7

セカンドオピニオンを受けたほうがよいでしょうか