腎臓教室

医学の進歩は日進月歩。慢性腎臓病(CKD)についても次々新しい情報があり、治療法もよりよいものへと進化しています。
腎臓教室ではCKDの最新の治療について、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などの専門家が解説しています。
最新の研究成果など専門的な内容から、日常生活のヒントまで、すぐに役立つ情報満載です。

内容については掲載時のものですので、その後、変わっている可能性もあります。

腎臓教室 Vol.125 New

より良い治療のために患者さんも治療方針の決定に参加する共同意思決定

共同意思決定(Shared Decision Making, シェアード・ディシジョン・メイキング)という言葉を聞いたことがありますか? より良い医療を進めるためには、患者さんが医師の言われたとおりにする「お任せ医療」ではなく、自分の病気や治療方法について理解し、治療方針を決めたり治療を実施する時も積極的に関わっていくという「医療への患者参加」が重要視されています。

腎臓教室 Vol.124

腎臓病の重症化予防に役立つ画像診断

私たち病院の画像診断医は毎日20~30人の患者さんの腎臓をCTやMRIで観察していますので、腎臓の大きさや形などをどの科の医師よりもたくさん見ていることになります。

腎臓教室 Vol.123

認知症の腎臓病患者さんの治療とケアについて

慢性腎臓病の患者さんは一般の方と比較して認知症を発症する割合が高いことが知られており、慢性腎臓病の患者さんの10~40%、血液透析を受けている患者さんの30~60%がこれらに相当すると言われています。

腎臓教室 Vol.122

腎臓病治療の過程において悩む便秘について

慢性腎臓病患者さんは、健常者に比べ高率に便秘を合併することが知られています。その理由は腎不全、尿毒症によるものだけではなく、治療としての食事療法や薬物療法も影響していることが多いのです。

腎臓教室 Vol.121

IgA腎症から末期腎不全への進行を抑制するための治療
―ステロイドパルス療法と扁桃腺摘出術併用について―

IgA腎症は慢性糸球体腎炎の中で最も頻度の高い腎炎です。慢性腎炎の約4割、透析治療を受けている患者さんの約3割を占めるとみられています。

腎臓教室 Vol.120

腎臓病のお子さんの子育てと成長過程における注意点

腎臓病と言っても、お子さんによって病態や程度はさまざまです。生活の質(QOL)に大きな影響を与える食事、運動、学校生活については、少しずつ新しい知見が積み重ねられて、なるべく制限を減らす方向に変わってきています。

腎臓教室 Vol.119

腎不全の進行と心の変化

慢性腎臓病(CKD)の患者さんは、保存期・透析・移植を含む、どのステージにおいても気分が落ち込む「うつ状態」だけでなく、「うつ病」の罹患も一般の人より高いと報告されています。抑うつや不安などの症状が強いと、治療への意欲や医療者とのコミュニケーション低下を招き、腎機能の低下に影響を及ぼします。

腎臓教室 Vol.118

腎移植に備える

腎代替療法には、血液透析、腹膜透析、腎移植がありますが、血液透析の話しか聞かされなかったという体験談も聞きます。最近では、腎代替療法が必要になった時には、いずれの選択肢についても患者さんに説明する取り組みが進められています。「腎移植」について、きちんと 知って、選択肢の1つとして備えておきましょう。

腎臓教室 Vol.117

腎臓病の種類と進行度を特定するための腎生検とは

腎臓病かどうかは血液と尿検査からわかります。腎機能が低下している、あるいは尿に異常がある場合に、慢性腎臓病と診断されます。その原因の腎臓病には多くの種類があります。その種類や病気の活動性を明らかにし、治療方針を決める時に、腎生検が必要となります。検査が必要になった場合に備えて、正しく知っておきましょう。

腎臓教室 Vol.116

CKD患者さんにおける
新型コロナウイルス感染症の家庭内感染対策

コロナ禍はまだまだ続いています。皆さんも不安な日々をお過ごしでしょう。 日本透析医学会によると透析患者さんの新型コロナ感染による死亡率が一般人に比べ、非常に高くなっています。 透析前のCKD患者さんでも正常の人に比べて重症化率が高いと報告されていますので、一般的な家庭外、家庭内の注意に加え、CKD患者さんの注意点を述べます。