生体医工学大会(福井)で講演しました

 2025年6月7日、生体医工学大会(福井)では、市民公開講座「おうちで血液透析ができる時代がやってきた!~生体医工学と医療とのかかわり~」で「患者さんに在宅腎代替療法を正しく知ってもらうには~患者支援団体の活動~」と題して講演しました。

 司会は、当協会理事の古薗先生と近畿大学情報学部の木村先生。

 このセッションでは、日本で一番在宅血液透析(HHD)患者が多い滋賀県で、その環境整備の牽引をされている富田クリニックの一色院長やそこの臨床工学技師であり、自らもHHDをしている中澤さん、機器や見守り支援の研究開発をしている企業の方、近畿大学物理工学部永岡先生の講演もあり、腎臓病における医工学への期待が広がりました。滋賀県や福井県の患者団体の方々がいらして熱心に聴講されていました。

 HHDは、医療機関と同じ機器を自宅に設置して、自分で透析を行う方法で、時間の確保、食事制限の緩和など、QOLを劇的に上げることができます。

「そらまめ通信vol.123」中澤弘貴さんのインタビュー記事はこちら

 「そらまめ通信vol.133」チームそらまめの部屋<在宅血液透析という選択>

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