日本腎不全合併症医学会(東京)で特別講演しました
2026年2月21~22日、第5回日本腎不全合併症医学会学術集会(東京)特別講演で「患者さんの知る権利、知らされない不利益」と題し、お話ししました。
なぜ、その仕事をしているのかと聞かれることが多くあります。いつも導かれるままに進んだ先は困難な社会課題。乳がんの全摘手術しか知らされず、失意と後悔をしている女性たちの姿、大切な家族を失った時に臓器提供の機会があることを知らされず、悲しみしか残らなかった遺族の思いなどに触れてきました。そして今、慢性腎臓病の患者やその家族と向き合う中で、正しい情報やすべての選択肢を知らないまま、自分らしい治療にたどり着いていないケースを目の当たりにしています。
知らないことが本人の不利益にならないために、慢性腎臓病患者が正しい知識を持ち、選びうる選択肢がすべて伝えられ、患者の意思や希望が尊重された治療が行われる環境への取り組みが必要です。2025年秋に実施した5年ぶりのアンケート調査の結果についても紹介しました。

